ホームページリニューアルのお知らせ！

【お客様に寄り添うホームページへ！】

2006年から一年かけて自分でホームページを作ったんです。

その時私はパソコンすら持っていなく、小さい「っ」をどう入力してよいのかわからない自分がいました。本屋に行きホームページを作る本を購入して、毎晩パソコンに向かいHPを製作していました。気が付くと一年もの時間がたっており、内容は素人が作るものですので、なかなか厳しいものでした。

でもその当時お客様にはとても反応が良く「分かり易い」や情報量の多さ、そして下町に根付いた雰囲気をと、感覚で製作していました。

この当時、自分も30歳くらい。とても元気でいつも寝ないで作業。
このころ一番思ったのが、「どうしたら分かり易く畳の事を、お客様に伝えられるだろう？」という事ばかりを考えていたと思います。

歴史に胡坐をかく！

辛辣なタイトルですが2017年に完成した弊社のHP。

自分で今まで運営していたものを知り合いにお願いする形で製作して頂きました。デザインが時代に合わなくなっていたのと、さらに分かり易くならないかを考え、工夫してみました。でも大きな間違いに気付いていなかったのです。

お客様は何が知りたいのか？お客様の求める情報は何なのか？私はこの当時、お客様に結果寄り添えていなく、独りよがりのHPを運営していました。まさに「歴史に胡坐をかいていた」そんな気持ちでいます。何も伝えることが出来ませんでした。

そんな中でも、多くのお客様に金井畳店をご愛好頂き、今日があります。感謝で一杯ですが、今また新たに大事な事に心から気付けて戻れたのです。

初心に戻ろう！

大事な言葉を頂きました。

おそらく、会社って経営している方に大事にしている何かがあって、
埋もれていたものを発見して、それを磨いて、
お客さまにわかりやすく伝えられたらいいんだと思います。

職人

初心に戻ろうとずっと思っていました。でもどうしたら良いのかわからない自分がいたのです。
大切なものは自分の中にある。でもそれを上手に表現できなくて、お客様へどうしたらより分かり易く畳の素晴らしさを伝えられるのか？

そこからは、何度でも何度でもあきらめないで向き合い続けました。
ずっと寄り添ってくださった方と一緒になって、考えて考えて。

今回新しくリニューアルしたHPはお客様が「畳」を御存じなかったとしても優しく寄り添えるHPになっています。

めったに替えない「畳」という敷物がどのように出来ていて、どんなことが出来るのか？用途や暮らしの中に畳が活躍できる場所が見つかるように、何をどうしてよいのかわからなくても「答えはあえて出さない」を合言葉に、どれだけ丁寧に優しくお客様に寄り添えるか？そのことを常に意識して製作いたしました。

「伝統」×「親しみ」

一見相反するもののように感じます。

「歴史と伝統」は、厳かで格式などを感じやすい。その一方で、「親しみ辛い」部分も側面にあります。
この相反する2つのキーワードをどのように表現していくのか？難しいテーマでしたが、実は親しみがあるからこそ、歴史は紡いでこれているのです。
相反する2つのキーワードは、とても密接に絡み合い、今の金井畳店の礎になっています。

金井畳店の歴代の先代が紡いできたもの。それは「お客様にお喜びいただく」という事でした。当代、四代目となる私は今回のHPをリニューアルすることより、もっと大事な事が心の中で磨かれました。

歴史と伝統を紡ぐのは、金井家の「心と粋」になります。

師に似せる「師似せ」という言葉には、そんな思いも込められています。自分一人ではより深く気付けなかった。
お世話になりました全ての人へ感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

畳×楽しむ=無限大

畳の新しい可能性を見出しています。これからの畳には必ず必要なところになります。畳が持つ可能性を広めて、後世に必ず渡す使命を背負っています。どんどん新しい可能に挑戦していきたいとも考えています。今回製作して頂いたHPを大切に育てて、より多くの人に優しく寄り添えるように。初心を忘れず、これからも精進を重ねて参ります。

最後に・・・！

最後の最後まであきらめなかった！そして「高め合えた」！最後まで寄り添ってくれて本当にありがとう！