御茵「おしとね」とは、綿入りの畳で畳表(ござ)を5枚重ね、鏡と呼ばれる中央部分には綿を乗せ、白地の大和錦を被せてあります。
額縁の四方には、赤地の大和錦の中に綿を入れて作られていて、座布団の祖先にあたる畳となります。
受付時間/AM 8:00〜PM 18:00
定休日/日曜日(ご要望により日曜対応可)
社寺のお客さま
広間で利用する畳はもちろん、円座や礼盤、
御茵などの寺社仏閣ならではの畳も製造しております。
神聖な空間で利用される畳として、
真摯さと謙虚さをもって取り組んでいます。
「社寺」とは、神仏に携わる場所であり、長い歴史を刻んできた場所、そして多くの人が訪れる場所。
「社寺の畳」とはその名の通り社寺で使われている畳のこと。
格式高い場所になりますので「紋縁」や「格調高い無地縁」などの畳縁を使います。
その際に、伝統的な造作技術や、紋の配置を綺麗に合わせる等、細かい作業や高度な技術が必要とされます。畳縁である紋縁も昔は座る人によって(身分の違い)決まった大きさ、色、柄などがありました。
有職畳(ゆうそくたたみ)とは、有職畳は古くからの朝廷や武家などの儀式・作法の定法に基づいて作られた畳のこと。現在では神社・寺院などで伝統的な調度具として使われます。茵(しとね)・八重畳(やえだたみ)・厚畳(あつじょう)・龍鬢(りゅうびん)・礼盤(らいはん)・拝敷・鐘台などがあります。
八重畳とは、神社において神様の御霊を奉安される調度品として使われる畳です。
上面のござと、土台になる下段の畳の間にござを6枚重ね、それらのござの縁を繧繝錦の模様を少しづつずらせながら、側面に表れる模様を一体化し土台を含めて畳の八段重ねを表現しています。
厚畳に対して、薄畳(うすじょう)があります。薄畳は畳表せいぜい1~3枚程度の厚みの畳。それ以上の厚みのあるもの全てを厚畳と言います。また、厚畳のなかには一畳台・二畳台・三畳台や五畳台などがあり、それぞれ畳床を積み重ねた厚みとなります。日常の生活のなかで使用された玉座や神の御座となる御神座などは、厚畳と呼びますが、厚畳で礼拝の座具として使われるものを礼盤(らいはん)といいます。このように作り方や形は全く変わりませんが、使用目的で呼び方が変わります。
縁(無地縁・紋縁)の幅や紋様(柄)を合わせ美しく見せること。
- 広間などで使われる多くの畳が隣り合う四隅の縁巾を合わせます。
- 紋縁など隣り合う畳同士の紋様を合わせ、部屋の隅にも必ず一紋奇麗に仕上げます。
- 縁を縫いつける際に一緒に縫う下紙を薄いハトロン紙で加工することにより、ヘリの仕上がり高さを調節して、紋様を美しく表現します。
経年後も形が崩れないような手当を施すこと
- 端口(切り口)の内側をしっかり縫って止める事で、経年後のふくらみを抑えます。
- いつまでも角の立った美しい畳を保つために、畳床の端に板やコーナーを縫いつけて、縮みを防ぎ、経年後も形を維持します。
- 紋縁畳の際に(主紙)と(細紙)と言われる下紙を二重に縫い込むことにより、ヘリ際の美しさを保ちながら経年後の紋様の形崩れを抑えます
高品質な素材を使用すること
- 長くお使い頂く為、より耐久性の高い高品質な畳表や、芯材には稲わら畳床など、耐久性や復元力の高い畳床での製作が可能になり、より高品質な畳をお届けいたします。
「社寺の畳」には、その場所が神仏に携わる場所だからこそ、真摯に向き合う姿勢と謙虚さが重要だと考えます。
一つとして同じ畳はないことから、たくさんの引き出し「経験や知識、そして力の塩梅を活かした手縫いの技術など」を活かし、一枚一枚の畳に精一杯向き合わなければなりません。
確固たる想いと高い技術力を持って生み出された畳には、美しい表現力や高い耐久性を併せ持ちます。
多くの人が訪れる場所だからこそ、繊細な部分にまでこだわり、少しでも長く形崩れがしないように手をかけて製作する事が肝心です。
大切な場所だからこそ、より強い責任感を持って製作・お届けして参ります。
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